皇帝陛下の頬に傷をつけてしまった少女。
本来、皇族に傷をつけてしまうとそれなりの罰を受けることになりそうですが、どうなってしまうのでしょうか。
【ゴミ捨て場の皇女様】第5話のネタバレ&感想です↓↓
【ゴミ捨て場の皇女様】第5話 ネタバレ
皇帝陛下の頬についた引っ掻き傷に、動揺する少女。
そこに、ウィリアムから大きな声で陛下の無事を問う声があがります。しかし、そんなウィリアムを皇帝陛下は落ち着かせます。
少女は
ご…ごめんなさい
傷つけるつもりはなかったの…
と謝ります。
少女の謝罪に、自分は平気であること、怒ったのは少女に対してではないことを伝え、安心するように言う皇帝陛下。
少女はシオンを抱きしめながら、降ろして欲しいと頼みます。
不思議な力で、体がフワッと浮く少女。地面に降りると再び木の陰に隠れてしまいました。
そして、ここは自分とシオンの家なのに、どうして来たのかと問います。
そんな少女に、視線を合わせるためにヒザをつく陛下。ウィリアムはそんな陛下の行動に驚き近づこうとしますが、カリザンが止めます。
わたしのこと捨てたでしょ…
うそつき…
少女の言葉に、
私がお前を捨てたと…?
と問い掛けます。少女はその言葉に
来るって言ったのに全然来なかった…
ずっと待ってたのに…
とさらに言いつのります。その少女には、目の前にいる皇帝陛下と同じ髪色をした男性が、誰かの手を握って必ず戻ってくると伝えている映像が思い浮かんでいました。
少女はもう待たない、とシオンをギュッと抱きしめます。だから帰って欲しい、と。
わたしにはシオンがいる
とと様はいらない
少女の”とと様”と言う言葉に、”この子は陛下の…”と考えるウィリアム。
その陛下は、”とと様”と言う言葉を知らないために、ウィリアムにどういう意味か問います。
ウィリアムは
母親のことをかか様と言っているのを見る限りおそらく…
と片膝をついて、騎士としての礼儀を取りながら答えます。
その言葉を聞いて、陛下は頷くと少女に向き合い
随分と待たせてしまったみたいだね
と言いながら微笑んでみせました。
その笑顔を見て驚くウィリアムとカリザン。どうやら、陛下は普段は笑わない人物のようです。
少女は陛下の言葉に驚き、”覚えて…る?”とつぶやきます。
皇帝陛下はしばらく何も言わず視線を下げて考えていましたが、やがて
…ああ
と小さく肯定しました。
しかし、そんな皇帝陛下の様子に少女は”うそつき”とつぶやくと、再度帰ってと言って皇帝陛下たちに背を向けてしまいました。
陛下は突然の訪問で驚かせたことを謝り、明日また来ると伝えます。
おなかがすいているだろうから、甘い菓子も。夜は冷えるから布団も。必要なものがあれば言ってほしい。
陛下はそう少女に言いますが、少女は黙ったままです。
陛下はそんな少女の様子にひとつ息をつくと、自身の赤いマントを外し地面に置きました。
このマントは神殿で長い間祈りをささげ神力を宿した貴重なもの。カリザンはこの様子を神官たちが見たら大騒ぎするだろうな、と言います。
陛下はひとまずこれを置いていこうと言いながら、踵(きびす)を返して建物を後にしました。
建物の外には執事のヘルンが控えており、そのヘルンに陛下は子どもの服と毛布、そして食事を準備するよう指示します。
さらに
怖がらせずにお前が直接渡してきてほしい
警戒するようであれば荷物だけを置いてきても構わない
必要なものがあれば全てを与えてくれ
と加えました。
ヘルンは承知した旨を伝えると、さっそく仕事をするべく皇宮に引き返します。
そんなヘルンを見ながら、陛下はカリザンに少女のことを調べたいと言い、記録室へ向かうことを命令しました。
場所は変わって、記録室。
皇帝陛下は書物を読み、記録者のオスロに
ここに記されたものは全て真実なのだな?
と確認します。オスロはもちろん、と言い、何か問題でも?と陛下に尋ねるのでした。
【ゴミ捨て場の皇女様】第5話 感想
とりあえず、皇帝陛下の頬に傷をつけたことで特に少女が罰せられることはなくて良かったです。
そしてここにきて、今の皇帝陛下が少女の父親であるか怪しくなってきましたね!この展開にはビックリです。
しかし、そうなると少女の父親は一体誰なのか…気になりますね。
そして記録室での陛下の反応も、気になります。
少女の本当の父親のことや、産んでくれた母親のことについてはまだ何も触れられていないので、早く事情が知りたいです!
まとめ
【ゴミ捨て場の皇女様】第5話のネタバレ&感想をお届けしました!
少女の父親は一体誰なのか、そして母親と父親との関連性は??ますます気になってしまいます。
それでは、次のネタバレ&感想でまたお会いしましょう!
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