少女のことを調べるために、記録室へと向かった皇帝陛下。記録書を読んであることに気づいた様子ですが…?
そんなわけで【ゴミ捨て場の皇女様】第6話のネタバレ&感想です↓↓
【ゴミ捨て場の皇女様】第6話ネタバレ
記録書とは皇家に起こった全てのことを記録する本で、この本に触れることができるのは
- 記録を行う者
- 記録を行う者の後継者
- 皇帝
- 皇太子
この4人のみ。
皇帝は、記録者であるオスロに記録書に偽りが記された確率がどれぐらいあるのか、尋ねました。
オスロは皇帝陛下の質問に、聞捨てならないと言い、さらに記録者はうそをつけないことをご存じではありませんかと言います。
オスロの言葉に、皇帝は記録書に記された内容全部を記憶しているかと新たに質問をします。
もちろんと答えるオスロに、記録書を読んでみるように言う皇帝陛下。
オスロが言われたとおりに記録書を読んでみると、そこには次のように記録されていました。
ある日皇帝がアエル族のブレシュティという女性を連れてきた
音に敏感な彼女のために
皇帝は東北の遠く離れた場所に建てられていた
静かな城を与えた
と。
さらに記録は続きます。
彼女は皇孫を身ごもった
陣痛が来ると皇帝は彼女に配慮し
老いた産婆を除く全ての者を城から追い払い
自らその部屋の前を守った
記録を読み、驚くオスロ。皇帝はそんなオスロの反応を見て、記録書の内容を彼が全く覚えていないということを確認します。
静かに肯定するオスロ。
皇帝は倉庫として使っている東北の廃城に捨てられた少女が1人いること、そしてその少女が自分のことを”とと様”と呼んだことをオスロに伝えます。
オスロはアエル族は他人に記憶されることで存在することができる種族であることを、皇帝に伝えます。
他人の記憶?と聞き返す皇帝。
アエル族は、己を記憶し祈ってくれる信徒がいないと力を維持できない神の末裔で、祖先である神と同じ性質を受け継いでいました。
神と末裔とで違う事と言えば、末裔の彼らは忘れられると生命を失い、さらに死んでしまうとその者と関わった全ての記憶が消えてしまうこと。
そのためにアエル族は誉れ高い職業を選ぶ者が多いのだそう。
自分を記憶する者がいないと死んでしまう上に、死後は誰にも記憶されないと言う事に言葉を失う皇帝。
オスロは、ここからは個人的私見であることと歴史書に記されているものではないので確かではないことを断ったうえで、アエル族が滅族の危機に瀕した理由について語ります。
所説ある中で最も有力な説はアエル族が同じ一族ではない者の子を身ごもって産むと、神を裏切った代償として死に至るというもの。
その説が正しいのであれば、記録書に記載されているブレシュティと言う女性は死ぬことをわかっていながら子を産んだことになります。
そして、出産後に母が死んだために生まれた子も忘れられたと見るべき。それがオスロの見解でした。
皇帝はオスロの話を聞きながらも、少女がたった1人でどうやって生きてきたのかが気になります。
そして、真実を知るためにまずは産婆を探すことを決めます。産婆は出産時に唯一彼女のそばにいた生き証人なのだから。
オスロは、少女はまだ東北の廃城にいるのかと皇帝に問うと皇帝は短く肯定し、記憶を取り戻す方法をオスロに問い返します。
オスロがその問いに答えようとしたところに、大きな音を立ててドアが開き一人の少年が入ってきました。
その少年はどうやらオスロの弟子のようで、何やら大変なことを終わらせたこと報告しにやってきた様子。
もう遊んでもいいかと問う少年に、オスロは少年に記録室に入るときにはどうしろと言ったか、頭に拳を落としながら叱ります。
少年・ラパスは痛がり、今度は絶対ノックするからやめてほしいと懇願します。
しばらくし、オスロは皇帝に見苦しいところを見せたことを謝罪します。
皇帝がラパスはオスロの後継者なのかを問うと、オスロは肯定したあとでまだまだ未熟者で…と言います。
紹介は後ほど正式に…と師匠と皇帝が話しているところで、ラパスは改めて皇帝を見て、かっこいい…と憧れのまなざしを皇帝に向けます。
オスロから仕事が終わったなら遊びに行ってもいいと言われたラパス。
ドアを開けながら、先ほどオスロが東北の廃城にまだ子供がいるのかと皇帝に問いかけていたシーンを思い出します。
ラパスは、東北の廃城に子供がいるのか!とニヤリとしながら出ていってしまいました。
皇帝がラパスをまだ手がかかる年頃だと言うと、オスロは控えめに言っても問題児だと頭を抱えて見せました。
そして、ラパスが入ってくるまえに皇帝から記憶を取り戻す方法を尋ねられていたことを思い出すと、
- アエル族に関する情報は少ないためほとんど何も知られていないこと
- 死ぬと忘れられる存在のため知ったとしても記憶からなくなってしまうこと
を伝え、なぜそんなことを聞くのかと皇帝陛下に尋ねます。
皇帝は東北の廃城にいた少女が宝石眼をもっていたことを告げると、オスロは何の宝石眼だったのか聞いてきます。
その質問に琥珀石であったことを皇帝が伝えると、オスロは”太陽の涙ですね”と返しました。
そして皇帝はそんなオスロにアエル族について記憶を取り戻す方法を主に調べてくれと頼みます。
命令かと尋ねるオスロに、親友としてのお願いだと返す皇帝。
その答えに、目を見開き(命令と言ったら即断ろうかと思っていたのに)と思うオスロ。
皇帝に対して、こき使うのが上手なお方だ、と頭をかくのでした。
そのころ東北の廃城では、皇帝が置いていったマントを潜っている少女の姿がありました。
マントの端から顔を出す少女。そばにいるネコに
じいじが持ってきた料理おいしかったね
と話しかけます。あんなにおいしいの初めて食べた、と続けて話しながらもちょっと無理やりだったけど、と振り返る少女。
執事のヘルンは少女に食べてもらうために
お嬢様がおいしくいただけるようにお祈りしながらお作りしたものです
召し上がっていただけないと調理師ががっかりしてしまいます
と少女が食べるしかないように仕向けていたのでした。
そして、少女はマントの下から表の風景を見て落ち葉がだいぶ増えてきた…とつぶやきます。
サアァッ…と舞う落ち葉。
冬になったら
また精霊様も来られるよね
そう、少女はつぶやくのでした。
【ゴミ捨て場の皇女様】第6話感想
第5話で、少女は皇帝陛下の子供ではないのかな?と思ったのですが、第6話ではやはり皇帝陛下の子供のようですね!
まさか、少女の母親の種族の関係で皇帝や周りの人たちが記憶を失くしているとは思わなかったのでビックリです。
皇帝陛下は記憶を取り戻す方法を探そうとしているようですが、果たして見つかるのか…気になります。
そしてオスロの弟子・ラパスはなかなか面白そうなキャラですね!少女のいいお友達になるのでしょうか?
まとめ
【ゴミ捨て場の皇女様】第6話のネタバレ&感想をお届けしました!
特殊な種族の血をひいている少女。皇帝は果たして少女の母親のことを思い出すことができるのでしょうか?
それでは、【ゴミ捨て場の皇女様】第7話のネタバレ&感想でまたお会いしましょう!
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