倒れてしまった少女。一体彼女の身に何があったのでしょうか?
【ゴミ捨て場の皇女様】第8話ネタバレ&感想です↓↓
【ゴミ捨て場の皇女様】第8話 ネタバレ
ごめんね…
あなたを1人置いて…
女性が赤ちゃんに語り掛けています。
でもね…
愛したいと思える人に出会ったの
その人は私のことを愛してはいなかったけどとても優しかったわ…
女性はすやすやと眠る赤ちゃんの髪をなでながら、続けます。
きっとあの人ならあなたを探して愛してくれる…
だから…
この時、女性の声に大丈夫かと案じる声が重なります。
声の主は皇帝陛下。眠りから覚めた少女の頬に手をあてながら、しっかりするよう励ましています。
どうやら、先ほどの女性の声は少女が見た夢だったようです。
ベッドに横たわる少女に、ケガはしていないかと尋ねる皇帝。
知ってる…
とと様は優しい
少女はそう思いながら、皇帝に母親の影を重ねつつ大丈夫であることを伝えます。
少女の答えに安堵の表情をうかべる皇帝。
少女は自分が今寝ているのはどこなのか、そしてとと様はここで何をしているのかと問い掛けます。
皇帝は優しい笑みを浮かべながら、ここは自分の城であることを伝えます。
倒れた少女を治療するため、そして、名前を伝えるために皇帝は少女を自分が住む城につれてきて目を覚ますのを待っていたのでした。
名前を伝えるため、と聞いて、飛び起きる少女。しかし、まだ体調が戻らないのか、ヘナヘナとベッドに倒れこんでしまいました。
その様子に、皇帝はそばで控えていた神官にこれはどういうことか、一体どんな治療をしたのかと厳しく問いかけます。
本当に高位神官なのかと言われ、栄養失調の患者にどうしろと?と不満げな顔になる神官。
しかし、そんな神官の様子も目に入らぬようで皇帝はさらに神官への文句を言います。
そこで、少女が皇帝に自分の名前を尋ねました。
少女に優しい笑みを向けながら、皇帝は
エストレラ・ソル・グランデル
これがお前の名だ
と考えた名前を伝えました。この名前には星をつかさどる女神と太陽の名を込めたいい、気に入ったか少女に聞き、少女ーエストレラーは頷きます。
さらに皇帝は2日も寝ていたのだからお腹がすいているのでは?とエストレラに尋ねます。
わからないけど、吐き気はしない…と答えるエストレラに、それではひとまず食事をしてみては?と提案する皇帝。
少女がシオンは?と尋ねると、食べたいものがあるのなら準備すると請け負ってくれました。
それを聞いて、シオンはゴロゴロと甘えるように少女に顔をすりよせます。
少女はシオンにわかったと笑顔で言い、皇帝にシオンは肉が食べたいと言う事を伝えました。
それをみて、少しぽかんとする皇帝。エストレラに何が食べたいか聞きます。
なんでもいいと答えるエストレラ。
皇帝は”それならばいろいろな料理を準備しておこう”と言います。
そんな皇帝の姿に、一緒に食べないのかとエストレラが尋ねると、皇帝は負担に感じるなら無理をすることはないと答えます。
エストレラは、一緒に食べてもいいと言い、それを聞いた皇帝は驚いたように本当かい?と聞きます。
頷き、エストレラは名前をもらったことにお礼を言うのでした。
そして用意された料理。食事を終えたエストレラに、もういいのかと尋ねる皇帝。
遠慮しなくていいと言いますが、エストレラは首をぶんぶん振るだけです。
そこで、皇帝はエストレラに話したいことがあると伝え、エストレラの住んでいた城について話をし始めました。
東北の廃城で一人で暮らすのは大変だし、もうすぐ冬がくる上に食糧もない。ここで暮らさないか?と言うのです。
ヘルンに手を拭いてもらっていたエストレラは、その言葉に皇帝を見ます。
皇帝は、ここへ来ればふかふかのベッドもシオンの家も作ってあげられるし、毎日おいしいご飯もたべられる…と説得します。
しかし、エストレラは名前を付けてくれたのはうれしかったけど、とと様のこと好きじゃない、と皇帝をにらみつけます。
その言葉にそれは知っている、と少し寂し気な顔をする皇帝。皇帝が自分に嫌われていると知っているのに、どうして?と疑問をもつエストレラ。
そんなエストレラの疑問に、皇帝はすまないと思っているからだと答えます。
もっと早く来てやれなくて覚えていてやれなくて本当にすまない…
随分遅くなったが今からでもお前のことを見守りたいのだ
そして、だからここで一緒に暮したいと言います。忘れないよう、毎日エストレラに会いにくると約束するとも。
その言葉にエストレラが何かを言いかけましたが、ちょうど扉がノックされ皇帝が風呂の準備ができたようだと言ったことで、エストレラの興味は風呂の方に向いてしまいました。
食事前に準備するようにヘルンに指示したと言いかける皇帝。しかし、扉を開けているのが長男のデリックであることを知ると、少し厳しい顔をしてなぜここにお前が…?と問い掛けます。
その言葉に、デリックはヘルンが忙しかったようなので代わりに…と視線をそらしながら答え、エストレラに
やあ俺はデリック
デルって呼んでくれよな
と自己紹介をしました。
すると、デリックの後ろからリオナとジェランも顔を出し、それぞれ自己紹介します。
そんな妹や弟に、なんでついてきたのかと声を荒げるデリック。
ジェランは1人で抜け駆けなんてズルいと拗ねたように言いますが、デリックはお前はこの間会っただろと言い、その言葉にリオナは私は会えなかったと頬を膨らまします。
3人の兄弟たちはその場で言い合いをはじめてしまい、その様子にエストレラは何が起きているのかわからずに固まってしまうのでした。
【ゴミ捨て場の皇女様】第8話 感想
8話目にしてようやく少女の名前が決まりましたね!エストレラ、可愛い名前です。
それにしても、冒頭でエストレラが夢で見ていたエストレラのお母さんのことが気になります。
皇帝は自分のことを愛していなかったと言っていますが、皇帝を見るととてもそうは思えません。一体どんな行き違いがあったのか…。
そして、エストレラの母親がどういった経緯で先代の皇帝に連れられて城に来ることになったのかも気になるところ。続きを読むのが楽しみです!
それにしても、皇帝やデリックたち3兄弟たちのエストレアへのデレデレ具合が面白いです(笑)
皇帝、記憶がないにも関わらずこうもエストレアのことを気にすると言うのは、やはり記憶の奥底に愛情があるからなのでしょうか。
個人的に、エストレアと3兄弟のやり取りが今から楽しみで仕方ありません(笑)
まとめ
【ゴミ捨て場の皇女様】第8話ネタバレ&感想をお届けしました!
少女改めエストレアは、皇帝の希望通りお城で暮らすことになるのでしょうか?
それでは、次のネタバレ&感想でお会いしましょう!
コメント