イアンの浮気は、メリッサをいじめたかったからと言うなんとも理解しがたい理由が明かされた前回。
第4話では、さらにイアンの許しがたい行動が明らかになります。
【その悪女に気をつけてください】第4話 ネタバレ
重たい空気の中、「メリッサ」の記憶と気持ちをはっきりと思い出したメリッサ。
イアンの浮気は本来なら非難されるべきものですが、人々の間で正当化されていました。
理由は婚約者であるメリッサの性格が悪いから。メリッサの方が非難され、彼女はそんな状況に傷つきながらも一人で耐えてきました。
メリッサの前世である日本でも、男の浮気はなぜか女のせいにされていたことを思い出すメリッサ。
日本でも西洋を舞台にした小説の中でも、同じじゃないか。そんなことを考えていると、イアンがメリッサの方が先にいじめたと言い出します。
ベッタリくっついてきたり、「あ~ん」で食べ物を食べさせようとしたり、連絡なしに突然やってきたり。
そんな状況がイアンはつらかったと言います。
いじめの重さが違う、とムッとするメリッサ。
メリッサは悔しさを全面に出して被害者ヅラするイアンに、付きまとったのは認めるが、それはイアンの事を愛するがゆえだったと伝えます。
一緒にお茶をして時々ハグして、愛する仲であれば当たり前だと思っていた。イヤだったなら謝ります、と。
メリッサの言葉に、全力で頷くイアン。そんなイアンに、メリッサはあきれながら、
でも殿下はただのろくでなしです!
私ひとりのために女性をもてあそんで!
とビシッと指摘します。
メリッサはイアンから招待状が届くたびに大喜びでオシャレをして、出かけていました。
でもそんなメリッサを待っていたのは、毎回イアンの浮気現場。
メリッサはそれでも、招待状を用意している間はイアンも自分のことを思っているはずだからと、招待を断ることはありませんでした。
それなのに、下品なマネをしておいて破談はイヤだと言うイアンに、メリッサは呆れきって
私が婚約破棄をもちかけるって思いませんでした?
と疑問を投げかけます。すると、イアンはきょとんとした顔をして”そなたは私の事を愛しているから”と言ってのけるじゃありませんか!
メリッサは思わず近くにあるガラス製の灰皿でイアンの頭をかち割る!
…妄想をしてしまいました。
必死に哲学者たちの言葉を思い出して理性を保とうとするメリッサ。
イアンの言ってることを整理すると…
- 浮気の原因はメリッサのせいだから自分は悪くない
- 婚約者いじめのために浮気しても、愛されてるから問題ない
と言う事になります。
今は違うと告げるメリッサ。イアンはおどおどとして腹いせに嘘をつくのは…と言いつのります。
しかし、メリッサは本心であることを改めて伝え、メリッサがイアンのことを愛していないと言う事をビシッと宣言したのでした。
【その悪女に気をつけてください】第4話 感想
【その悪女に気をつけてください】第3話に引き続き、イアンの浮気の話でした。
いや、もうなんと言うか、イアン最悪ですね!!
ひどくないですか?政略結婚の婚約者だからって、ベッタリくっつかれたり「あ~ん」がイヤで浮気現場を見せつけまくるとか。
わざわざ呼び出して、メリッサを傷つけるのだから質が悪いです。しかも、メリッサは自分のことを愛してるから浮気しても大丈夫とか思ってるあたりもクズすぎる。
大体、イアンの言うそれ(メリッサがくっついてきたとか)はいじめじゃないですからね!
さらに、世間がそんなクズのイアンの味方なのがまた許せません。どんな理由があっても、浮気する人間は許されてはいけませんよね。
健気にオシャレをして出かけていって、傷つけられても一人耐えてるメリッサが可哀そうです。
もう、今のメリッサにイアンの事をコテンパンに懲らしめてやって欲しい。
まとめ
【その悪女に気をつけてください】第4話のネタバレと感想をお届けしました。
読めば読むほど、イアンのクズっぷりが露呈してくるので読み進めて大丈夫なのか心配になってきます。
本当に、早くメリッサはイアンとの婚約を破棄できるといいのですが…。
それでは、次の第5話のネタバレ&感想でまたお会いしましょう~!
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