9歳の自分に戻ってしまったアリスティア。
一体アリスティアの身に何が起こっているのか…第8話のネタバレ&感想です!
【捨てられた皇妃】第8話ネタバレ
ティータイム。
本を読んでいたアリスティアはこちらにお茶を持ってくるかと聞くリナに、自分が行くと答えます。
残酷な悪夢から覚めたアリスティアを待っていたのは、会いたかった人や帰りたかった家、温かい日常でした。
一体どちらが夢でどちらが現実なのか、いつまでこの現象は続くのか。
1階に降りていくと、父親が皇宮へと出掛けるところでした。
休みでは?と問うアリスティアに、侯爵はラス公爵と騎士団の事で議論することがあるのだと答えます。
その答えを聞いて、落ち込むアリスティア。そんなアリスティアを見て、モニーク侯爵は頭をなで、目を合わせるようにヒザを折ります。
具合でも悪いのか?
それとも私に話があるのか?この間は突然泣き出すし
そう声をかける父に、アリスティアは
なんでもありません
お父様
と答えます。
その答えを聞いて、なぜかシュンとするモニーク侯爵。最後に、「もう呼んでくれないのか」とぼそりと呟き、出かけて行きました。
アリスティアと侯爵は、最低限の会話しかしないような親子でした。
しかし、9歳の自分に戻ってからは、父親の態度は記憶と全然違っています。
優しくアリスティアの頭をなでるぎこちない手つき、手袋越しでもわかるぬくもり。
もしかしたらこれは自分の人生を哀れに思った神がくれた、最期の夢なのかもしれないと思うアリスティア。
その瞬間、帝国の神を祀ってあるビタの神殿に行けば何かわかるかもしれないとひらめきます。
夜。
ベッドで眠っていたアリスティアは、突然目覚めます。
そして、真っ暗な部屋の中で、自分が皇宮にいるのかモニーク邸にいるのかわからず混乱していると突然自分の手を誰かが握ってきました。
手を握っていたのは、父親であるモニーク侯爵でした。
父親であるとわかった途端、抱き着き「パパ!パパ…!」と泣きじゃくります。
悪夢でも見たのかと問い掛ける父親の声に、それまでの記憶が悪夢なのか、今の状態とどちらが現実なのかわからないと思うアリスティア。
ただ、父親のぬくもりを手放したくないと、胸に顔をうずめて泣き続けるのでした。
翌朝、前の晩のアリスティアを心配しているのか、神殿に向かう娘に対して自分も一緒に行くと申し出るモニーク侯爵。
でも、アリスティアは「お父様はお忙しいじゃないですか」と断ります。
モニーク侯爵は昨日もまた眠れずにいたのに一人で神殿に行くなんて…と難色をしめします。
そんな父親に心配しないよう諭し、アリスティアは一人で神殿へと出かけていきました。
馬車に揺られながら、昨夜自分が眠りにつくまで手を握っていてくれた父親のことを思うアリスティア。
どちらが現実かはわからないけど、もしも記憶が予知夢のようなものならば神殿に何かお告げがあったかもしれないと考えます。
神殿につき、ここ数ヶ月の間にあったお告げを閲覧しにきたと目的を告げると、神官からは一番最近のもので5年前であると告げられます。
新しいお告げがないと聞いたアリスティアは、それではここ10年のお告げを見せて欲しいと頼み、閲覧のために祈祷室に案内してもらうことになりました。
祈祷室で10年分のお告げを確認したアリスティアでしたが、今の状況を暗示するようなものは見つかりません。
記憶の中のアリスティアは16歳。もしも9歳の今が現実であるなら、アリスティアは1晩の夢の中で7年の歳月を過ごしたことになります。
そんな事がありうるのかと考えこむアリスティア。
ルブリスの冷たい視線や、息のつまる日々も全て生々しく覚えているのだから、やっぱり今の方が夢なのかもしれないと考えます。
これからどうすればいいのかと、アリスティアがつぶやいたとき。
突然
よく来た
と言う声が響きました。
【捨てられた皇妃】第8話感想
突然9歳の頃の自分に戻ってしまったアリスティア。まだまだ混乱の最中ですね。
と言うか、混乱しない方が無理ですよね。周りの誰にも相談できないでしょうし。
そんな中、父親であるモニーク侯爵が娘に優しくて癒されますね!
逆行する前は親子らしい会話はあまりなかったようですが、それでもきっとモニーク侯爵は顔に出さないだけでずっと娘のことを想っていたんでしょうね。
逆行前は甘えられなかった分、アリスティアには今度は思いっきり父親に甘えて欲しいです。
まとめ
今回は【捨てられた皇妃】第8話のネタバレと感想をお届けしました。
最後の声は、アリスティアに一体何を告げるのか…。
9話のネタバレをどうぞお楽しみに
【捨てられた皇妃】第9話ネタバレ&感想→
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